みなさん、何か調べたいことがあるときには、どんな方法を使っているでしょうか。
本で調べるという方もいるかもしれませんが、最近ではスマートフォンやパソコンからのネット検索をすることが多いのではないでしょうか。
そのネット検索ですが、検索したいこと(キーワード)を入れて検索にかけると、いくつもの記事がズラッと出てきますよね。
そのズラッと表示されている記事の順番、気になりませんか。
実はそれぞれの記事のタイトルと見出しが検索したいこと(キーワード)と同じであればあるほど、上位にその記事が検索でひっかかってくることになっています。
ということは、記事作成においてタイトルと見出しはとても重要となってきますよね。
そこで、今回は見出しについてお話していきます。
今回は、あえてタイトルについてはお話いたしません。
なぜかというと、タイトルについてはみなさんが力を入れて作成している場合が多いので説明する必要性が無いであろうという私個人的な意見からです。
それでは、今回は少しスポットをしぼってお話したいので、記事作成によく使用されているWordPress(ワードプレス)における見出しについてお話していくことにします。
見出しの意味
まずは、見出しの全般的な意味について少しお話します。
この見出しの意味については、WordPressに限らないお話です。
「見出し」を英語で書きますと、headline(ヘッドライン)です。
headは「頭」という意味で、lineは「線、行、輪郭(りんかく)」などという意味になります。
上記のことから、見出しとは、それぞれの記事のわかりやすい頭の部分であり、さらに記事の外枠を表す部分といえるのではないかと思います。
見出しの重要性
上記でお話させていただいた「見出しの意味」を読んでいただいた方であれば、記事作成においての見出しの重要性について、もうお気づきではないでしょうか。
今回は、特にWordPressにおける見出しの重要性についてお話します。
WordPressで記事作成をおこなう上で見出しが重要であるとよく言われておりますが、なぜそんなに重要と言われているのでしょうか。
それは、WordPressで作成された記事において、その記事のタイトルと見出しがGoogle検索でヒットするからです。
タイトルだけではなく見出しもGoogle検索にヒットするということは、見出しもその記事の評価にかかわってくるということなのです。
つまり、自分が書いた記事をたくさんの方に読んでいただきたいと思うのであれば、タイトルはもちろんのこと、見出しまでしっかりと考えて記事を作成していくことが重要ということです。
見出しの付け方
ここまでのお話で、すでに見出しの重要性をわかっていただけたと思います。
では、具体的にはどのような見出しにしていけば良いのかというお話をしていきます。
見出しの順番
まずは、見出しの順番についてです。
今回お話するのは、ワードプレスにおける一般的な見出しの順番についてです。
それでは、WordPressの投稿画面(記事を作成する画面)を開けてみましょう。
投稿画面の左上の「段落」というところの▼をクリックします。
そうすると、見出しが番号付きで1から6まで出てきます。
上記から見出しを選んでいくのですが、ここで注意することが以下3点あります。
- 見出しの順番は、小さい数字が大きい見出しになるようになっていること
- 見出しを付けるときは、小さい数字→大きい数字の順番で使っていくこと
- 見出しの順番を飛ばさないこと
上記のことを具体的に書きますと、次のようになります。
- 例:見出し2→見出し3→見出し4 ○(正)
- 例:見出し2→見出し4→見出し3 ×(誤)
- 例:見出し2→見出し4→見出し6 ×(誤)
それでは、この上記(誤)の2点の例で記事を作成してしまったとき、どういったことが起こるのでしょうか。
見出しの順番を間違って記事を作成したからといって記事ができないわけではありません。
しかし、見出しの順番を間違えて作成した記事はGoogleによる評価が下がってしまいます。
ということは、せっかく書いた記事をたくさんの読者の目に留まることは少なくなるでしょう。
ということで、WordPressにおける見出しの順番のルールは守っていただいたほうが良いのです。
見出しの付け方(操作方法)
上記の「見出しの順番」でもお話させていただいたとおり、WordPressの投稿画面の左上の「段落」というところの▼で、見出しの何を使うのかを決めることができます。
見出しの付け方(操作方法)ですが、以下1→2→3の順番で、見出しを付ける操作が完了します。
1.見出しにしたい言葉(文章)を投稿画面に書いてください。
今回は例として、見出しにしたい言葉を「洋服の収納術」にしてみます。
2.その文章の先頭にカーソルをもっていきます。
3.投稿画面の左上の「段落」のところの▼で見出しにしたい数字を選択します。
今回は、例として「見出し2」を選択することにします。
以上で、見出しにしたい言葉(文章)を見出し2に設定することができました。
見出しは、2以外にも以上の方法で付けることができます。
見出しの種類
今回は、WordPressにおける見出しの種類についてです。
まず、見出し1は使用しません。これは重要です。
なぜかというと、見出し1というのは1つの記事において1つしか使うことができません。
したがって、WordPressにおける見出し1を示す部分というのは「タイトル」のことであり、
具体的な記事内容に見出し1を使用することはありません。
ですので、WordPressにおける記事作成には見出し2から使用するようにしてください。
WordPressにおいては、見出し2から使用するということですが、見出し2~6までどのように使っていけば良いのか、いまからお話していきます。
具体的に例があると伝わりやすいかと思いますので、今回はタイトルを「キッチンの収納について」に設定して、見出しを付けていきたいと思います。
では、パターン1と2と3に分けて見出しの付け方を示してみましたので、以下ご覧ください。
- パターン1:見出し2のみを使用し、見出し3~6は使用しない場合
- パターン2:見出し2と見出し3と見出し4を使用する場合
- パターン3:見出し2と見出し3をうまく使い分ける場合
(見出し2のみを使用の部分+見出し2を使用したところに見出し3も使用する部分)
以上の3パターンの見出しの付け方はいかがでしたでしょうか。
上記のほかにも見出しの付け方はさまざまですので、
ぜひオリジナリティあふれる見出しの付け方を個々でみつけていただければいいなと思います。
では、ここまでのお話でWordPressにおける基本的な見出しのルールは終わりです。
しかし、ここからが本当に重要なお話です。
いまからお話していきます「見出しの魅惑的テクニック」は、WordPressに限ったお話ではなく、記事作成で全般的に使えるテクニックをお話していきます。
それでは最後までご覧ください。
見出しの魅惑的テクニック
見出しのテクニック、これはとても重要です。
見出しのテクニックがあると、Googleによる評価もグッと上がります。
見出しが魅惑的または魅力的であると、Google検索で上位を獲得しやすくなるはずです。
そう、その魅惑といいますか魅力といいますか。どうやったら見出しがより優れた魅力あるものになるのでしょうか。
その答えを今回お話していきます。
短くする
見出しは、パッと見ただけで読者の心を引き寄せる言葉(文章)でなければなりません。
その基本中の基本としては、見出しを、やはり短い言葉(文章)にすることです。
具体的な例を以下に示してみることにします。
- 例:洋服の素敵な収納術 ○
- 例:洋服をしっかりきれいに収納するための方法 ×
上記を比べてみてください。
ある記事の見出しが上記例に示した2点であれば、どちらの見出しが魅力的でしょうか?
もう一目瞭然ですよね。
言葉の選択
次にお話するのは、言葉の選択です。
言葉の選択と言われてもザックリしたお話にみえますが、
ここで私が言いたいことは以下1点のみです。
普段の生活であまり使わないであろう言葉を見出しに使うと読者にとって印象に残ります。
ヒトというのは、そんなもんです(笑)
普段から耳にしない(聞き慣れていない)言葉を聞く、または普段から目にしていない言葉やモノを見ると、ヒトは極端に反応してしまうものです。
それでは、以下に実際に具体的例をあげましたのでご覧ください。
- 例:洋服の収納術 △ → 洋服の魔法の収納術 ○
- 例:集中できる勉強方法 △ → 究極に集中できる勉強方法 ○
上記の2点の具体例はいかがでしょうか。
「魔法の」「究極に」を今回思いついたので例として使ってみましたが、
これらの言葉は普段の生活ではあまり見かけない言葉だと思います。
これらの言葉は記事への取っ掛かりとして劇的であり、読者の心をつかみやすいです。また、後々の印象にも残りやすいと思いますので効果抜群です。
ターゲットを明確にする
記事を書くうえで実は結構重要なことが、このターゲットを明確にすることです。
例えば、健康に関する記事を作成するとします。
その記事の見出しを以下にしてみましょう。
- 例:生活習慣病にならないための健康法 △
- 例:40代から気を付けたい!生活習慣病の予防対策! ○
以上の2点を比べてみてください。
記事を書くにあたって、ときにはこのように、ある年齢にターゲットをしぼってみるのも効果的です。
ターゲットをしぼることにより、より明確にわかりやすく読者に伝わるので、読者が集まりやすくなるメリットがあります。
もちろん、ターゲットを明確にしないほうが良い場合もあるかと思いますので、そのあたりは臨機応変に自己の判断で見出しを考えていきましょう。
まとめ
それでは、見出しのまとめです。
今回の記事では、見出しについて、こうしたほうが見出しが良くなるとお話させていただきましたが、最終的には、総まとめとして一言でいうとコレです↓↓↓
読者にとって、より魅力的な見出しにすることです。
この記事を読みたい、読んでみようかな、の第一歩をつくるのが、まさに「見出し」なのです。
今回は以上で見出しについてのお話を終えますが、いかがでしたでしょうか。
ぜひ、自分が作成した記事をたくさんの人にみてもらえるよう魅力的な見出しにしていただき、今回の記事がみなさんのお役に立てばいいなと思います。